国立故宮博物院に近い劍南山に、鄭成功廟があります。夜になるとライトアップされ、山中にぼんやりと浮かび上がる様子が印象的なのですが、家から歩いて行けそうだと気づき、試してみることにしました。
こんな山道をひたすら歩いて行きます。

劍南山には他にもお寺があり、いろんなところに「南無阿弥陀仏」が貼ってあります。

赤バージョンも。

本当にこの道で正しいのか不安になってきたところ標識があってホッとしました。曲がってるけど。

途中仏像の一部がありました。なぜここにあるのかわからないし、顔と手の配置がおかしいしサイズ感もマッチしてなくて怖いです。

道挟んで向かい側には獅子像。

怖くて不思議な空間を通過し、しばらくしてようやく鄭成功廟に到着。倒れて役割が十分に果たせていませんが、看板があります。
鄭成功廟と呼ばれていますが、正式名称は開臺聖王成功廟です。

着いてもまだ階段があります。鄭成功までの道のりは長く険しいです。

振り向くとジオラマのような故宮博物院。

階段を登り切ると正殿が真正面に見えます。1996年竣工の鄭成功廟は、他の廟と違い現代的な造り。屋根は鄭成功の帽子をモチーフにしているとか。
この廟は陰廟だという都市伝説があり、台北の心霊スポットトップ10に入ってることもあります。獅子像の目が突然動くとか表情が変わるという噂もありますが、それは廟建立の際、二十年以上も工事が中断していたことが原因らしいです。
ネット検索すると、工事の中断は鄭成功の魂が神像に入らなかったためと書いてあるサイトが多いですが、単にスポンサー企業が倒産したことによる資金不足が原因だそうです。廟の人に直接聞いた話なので多分こちらが本当だと思います。

正殿の中は赤・ゴールド・黄色がメインのスタンダードな廟カラー。天井が高く解放感があります。
日本では鄭成功は海賊というイメージが強いですが、台湾ではオランダ人を駆逐した英雄です。

香炉の龍が団子鼻で愛嬌があります。

家からここまでどのぐらいかかったのかわかりませんが、とにかく疲れました。次回は必ずバイクで来ようと固く心に誓い廟を後にしました。

開臺聖王成功廟(鄭成功廟)
- 住所
- 台北市士林區劍南路231號
- 開放時間
- 6:00-18:00