林安泰古厝は清の時代の富豪、林氏の邸宅を今に伝える四合院建築の古蹟です。台北市に残る旧邸宅の中でも保存状態がよく、国内外から観光客がよく訪れるスポットです。
ここが入り口。参観は無料です。
2010年に開催された台北国際花の博覧会の会場にもなっていたため、所々にその名残が見られます。入口側にあるレトロチックな公衆電話も多分博覧会開催当時に造られたものだと思います。
コスプレ撮影スポットとしても人気があるらしい。
着工された1783年から200年以上の歴史があり、レンガ造りの閩南建築と庭園が堪能できます。
燕尾形の屋根とこれでもかというほどたっぷり施された緻密な装飾にぐっときます。
先祖が祀られている正廳。
それほど広い家屋ではありませんが、薄暗さと明るさでしっとりした雰囲気。
窓の木細工の規則正しさがとてもきれい。控えめに差し込む光がまたなんとも言えないです。
箪笥や寝台などの家具も置かれていました。
曲線が繊細で美しい雲壁。
職人技って素晴らしい。
林安泰古厝民俗文物館
- 住所
- 台北市中山區濱江街5號
- 開放時間
- 9:00-17:00
- 休館日
- 月曜・祝日
- 参観費
- 無料
- アクセス
- MRT中山國小駅4番出口から徒歩15分
- Web
- https://linantai.taipei/